先日、愛媛県総合科学博物館で開催中の万華鏡展に行ってきました。
科学館ならではの面白い切り口で万華鏡の展示をされています。
入り口の部屋では万華鏡の歴史や科学的に分析した万華鏡のしくみなどを見て触って知ることができます。
2枚の鏡を合わせる角度によってどんな像が得られるか、実際に自分で鏡の角度を調整することができます。
大人も子供も万華鏡がどのようにできているかを簡単に理解することができます。
それを踏まえて奥の部屋でいろいろな万華鏡をみれば、これは頂点が30度の像だ!とか、これはどうなっているんだろう?とか、いろいろな思いが生まれそうです。
大人も子供も万華鏡に興味をもって、作ってみたいと思ってもらえそう。
そんな思いを受け止めてもらえる二神健さんのワークショップも見学させてもらいました。
二神さんのトークはとても穏やかで、初めての方でも緊張せずにすーっと入っていける雰囲気です。
鏡の組み方、オブジェの入れ方や接着の方法なども、見本を見せながらとても分かりやすく丁寧な説明でした。
人気のワークショップは満員になり、回を増やして開催されたようです。
10月28日には鈴木明子さんのワークショップも行われます。
誕生石を使った大人向けの万華鏡ワークショップはすでに満席のようですが、お子様向けの粘土でコネコネ万華鏡はまだ空きがあるようです。
この万華鏡は筒の造形を自分でできるアートな万華鏡です。
以前、小さなお子たちが素晴らしい造形を作り上げられたのを見て感動したことがあります。
こどもたちの色彩感覚や発想は豊かです。
今回はどのような万華鏡ができるのか、楽しみです。
愛媛県総合科学博物館の『魅惑の万華鏡ミュージアム』は11月11日まで。