オルゴナイトには樹脂と金属、水晶などのパワーストーンなどを封入します。
先端に見えるコイルは銅線で、中にはポイント水晶を入れています。
樹脂が硬化するときに少し収縮するのですが、その圧力を受けて微弱な電流が発生するそうです(ピエゾ効果)。
私は銅を好んで封入します。
電気伝導度が高く、柔らかくて加工がしやすく、なんといっても他の金属にはない色の美しさに惹かれます。
オルゴナイトだけではなく、ステンドグラスでも銅テープや銅線をよく使うので銅は手放せません。
そして今回、関東の企業さまのご協力で美しい銅チップを手に入れました。
輝き、粒の大きさ、色、形・・・私の求めていた美しい銅です。
どんなに美しくてもリサイクル品。
洗浄し、ホワイトセージで浄化してから清拭して封入します。
あの石と組み合わせよう、樹脂の色はこうしようとイメージを膨らませるのが楽しいです。
ラピスラズリは黄鉄鉱を含んでいるので、銅との相性もよく色のコントラストも効いて綺麗なオルゴナイトが完成しました。
来月の第2回関西万華鏡同好会展でお披露目します。
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